Web進化論-本当の大変化はこれから始まる-
[大阪←往復→京都]で読んでいました。
目次を写してタイプするだけで、手に汗にぎる感じです。
とりあえず今日読んだ部分の目次。
序章 ウェブ社会-本当の大変化はこれから始まる
「チープ革命」が生む方向性 / 「知の世界の秩序」再編へ / 大変化はゆっくりと、でも確実に社会を変える / インターネットの可能性の本質 / ネットの「善」の部分を直視せよ / ネット世界とリアル世界 / 「二つの世界」は理解しあえるのか
第一章 「革命であることの真の意味」
オープンソースと三大潮流 / 時の常識と次代を変える「力の芽」 / 「過激な少数意見」 / ネット世界の三大法則 / 「何ものにも似ていない」こと / シリコンバレー長老たちの知恵 / ブライアン・アーサーの技術革命史観 / 産業革命よりも重要な転機
第二章 グーグル-知の世界を再編成する
1 グーグルの実現する民主主義
世界政府が開発しなければならないはずのシステム / ウェブ上での民主主義
2 インターネットの「あちら側」の情報発電所
ネットの「あちら側」と「こちら側」 / IBMパソコン事業売却の意味 / 電子メールは「こちら側」に置くか「あちら側」に置くか
3 グーグルの本質は新時代のコンピュータ・メーカー
情報発電所のシステム / ゼロから自分たちで作る / グーグルとオープンソース / 「情報発電所」における競争優位の源泉とは /
4 アドセンス-富の分配メカニズム-
グーグルが作るバーチャル経済圏 / 新しい富の分配メカニズム
5 グーグルの組織マネジメント
情報共有こそがスピードとパワーの源泉という思想 / 「採用とテクノロジー」 / 「ベスト・アンド・ブライテスト」主義 / 五〇〇〇人すべての情報を共有するイメージ / 情報共有によって研ぎ澄まされるエリートたちの激しい競争
6 ヤフーとグーグルはどこがちがうのか
グーグルと楽天・ライブドアの違い / ヤフーはメディア、グーグルはテクノロジー
ネットの「あちら側」は、クラウドコンピューティングな世界に着々と歩んでいる気がする。
Google App Engineが始まった事でこの本はさらに凄みを増している気がした。
それにしてもこの本が50円で買えたことはすばらしい。
古本市場は宝の山だ。