「HBR2014年6月号:IDEOの創造性は助け合いから生まれる」メモ
知的労働の時代には助け合い行動は欠かせない
- 望ましい事業成果を上げるカギは創造性
- 単なる仕事の分担ではない
- アイデアの質を高める
- 視点、経験、専門性の提供
コラボレーション型支援
助け合いの文化は積極的に醸成する必要がある
支援による成果は不確実なうえ、意義よりも面倒の方が大きい場合がある
助け合いの文化はインセンティブ制度では生まれない
知りたい2点
- 助け合いが当たり前にされる状況をどう実現したか
- 学習・応用の原則はあるか
『最も頼りになる助力者』の資質
- 能力(仕事の手腕)
- 人望(考えや本音を明かしても大丈夫だという信頼感)
- 頼みやすさ(助力の得やすさ)
メモ
課題が複雑であればあるほど、助けを必要とする度合いは大きい
リーダー自ら助力を求める姿勢
「一肌脱ごう」という心意気
「力を借りる為に同僚に声をかけてよいものだろうか」という躊躇
- 借りをつくったと思う
- 根性なしだと思われるのではないか
「だれかの助けが必要だ」と心するようデザイナーに念押し
「この人はプロジェクトを救うために来てくれた」という信頼感
『何かが完全に抜け落ちている。途中で立ち止まって応援を頼んでいたら、こんなことにはならなかっただろう』
プロジェクトチームに少なくとも1人は上級デザイナーが助言者として割り当てられている
助ける側と助けられる側がともに自分の役割を果たす必要がある
自分と相手に余裕があるかどうか
GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代
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助力者として頻繁に名前が挙がる人ほど仕事への満足度が高い
仲間内で競争するよりも助け合ったほうがよい結果につながる
『The Little Book of IDEO』
職務記述書や仕事内容に「他チームの同僚を助ける」という項目を盛り込み信頼を培う能力が欠かせないことを明示
高い成果を上げる組織は、ゆとりある仕事のやり方をしている
チーム学習を左右するリーダーの条件(HBR 2002/04)
進捗の法則 (HBR 2012/02)
まとめ
「卓越した創造性を発揮して超好業績の原動力となるようなプロジェクトは、有益な助け合いに支えられている」というシンプルな認識