ITシステムを3種類に分ける
ガートナー|Oracleで成功するためのペース・レイヤリング・アプローチを読んで確かにそう分別したら良さそう。と感じたのでメモ。
ガートナーによるアプリケーションのペース・レイヤリング戦略は、記録システム、差別化システム、革新システムという3つのレイヤに対処することで、リーダーの成功を支援する
記録システム
- トランザクション処理をサポート
- 企業の重要なマスタ・データを管理
- 成熟度の高いパッケージ型アプリケーションや自社製のレガシー・システム
- プロセスが既に確立され、ほとんどの企業で共通している
- 変更のペースが遅い
差別化システム
- 企業固有のプロセスや業界固有の機能を実現
- ライフサイクルは中程度 (1~3年)
- 頻繁に再構成することで、ビジネス・プラクティスや顧客要件の変化に対応する
- 頻繁に再構成する必要がある
革新システム
- 新たなビジネス要件や機会に対処するために特別に構築される
- プロジェクトのライフサイクルは最大12カ月
- 部門単位または社外のリソースと消費者向けテクノロジが利用される
システムの寿命
レイヤ | 寿命 |
---|---|
記録システム | 3年以上 |
差別化システム | 1~3年 |
革新システム | 1年以内 |
昔記録システムはjavaで差別化システム、革新システムはRailsやPHPなどのLL言語でなんて話を聞いたことを思い出しました。