ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
- 作者: ダニエル・ピンク,大前研一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2006/05/08
- メディア: 単行本
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私が高校を卒業する頃に出会った本。 この本がキッカケで大前研一さんの本や通信等を貪ることになった。 この本が旅立つので重要事項をメモっとく。
四つの波
- 農耕社会(農夫)
- 産業社会(工場労働者)
- 情報化社会(ナレッジ・ワーカー)
- コンセプチュアル社会(創造する人、他人と共感できる人)
今までの技術の延長線上ではもはは稼げる見込みはないので、
人々はいままでになかったものを仕事にしていくようになる
- カンニングOK社会
右脳と左脳
- 左脳は右半身を制御し、右脳は左半身を制御する
- 左脳は「逐次的に」処理し、右脳は「全体的、瞬時に」処理する
- 左脳は「文」を、右脳は「文脈」の処理を得意とする
- 左脳は「詳細を分析」し、右脳は「大きな全体像」としてとらえる
3つの危機
- 「過剰な豊かさ」がもたらす新しい価値観
- 次から次へと湧き出す「競争相手」
- そんな脳では、すべて「代行」されてしまう!
6つのセンス
- 「機能」だけでなく「デザイン」
- 「議論」より「物語」
- 「個別」よりも「全体の調和」
- 「論理」ではなく「共感」
- 「まじめ」だけでなく「遊び心」
- 「モノ」よりも「生きがい」
これから成功する可能性大の3タイプ
- 「境界」を自分で超えていく人
- 何か「発明」できる人
- 巧みな「比喩」が作れる人
これからの成功者と脱落者を分ける3つの「自問」
- この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
- この仕事は、コンピューターなら速くやれるだろうか?
- 自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
避けること
- 「よその国、特に途上国にできること」は避ける
- 「コンピュータやロボットにできること」は避ける
- 「反復性のあること」も避ける