マーケティング関連メモ(イノベーター理論・流行採用の動機)
イノベーター理論
イノベーター(Innovators:革新者)
- 新しいものを進んで採用するグループ。
- 全体の2.5%
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
- 社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断するグループ。
- 全体の13.5%。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
- 新しい様式の採用には比較的慎重なグループ。
- 全体の34.0%。
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
- 新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をするグループ。
- 全体の34.0%。
ラガード(Laggards:遅滞者)
- 最も保守的なグループ。
- 全体の16.0%。
流行採用の動機
自己の価値を高く見せようという動機
- 社会の中で自己の地位を高めることや、異性による注目や関心を獲得する
- 流行採用の背後には自分が高い価値を置いている目標を達成するための道具として流行を用いようという動機が隠されていることが多い
集団や社会に適応しようという動機
- 流行を採用することで、自分が適切な行動をとっているという安心感を得、また周囲にも自分が適切な行動を取りうることを証明できる
- 流行を採用することによって自分が適切な行動をとっているという安心感を得るのだ。流行の採用は社会や集団に適応するための簡単かつ容易な手段として機能する
新奇なものを求める動機
- 自己をとりまく環境から情報を得ようとする欲求や、自分自身に対する刺激を求めようとする欲求
- 流行は好奇心を満足させる。流行の採用は倦怠感を打ち破るための簡便かつ有効な手段である。
個性化と自己実現の動機
- 自分を他人から区別したいという欲求・感情のはけ口や、意志表示の手段とする
- 流行の採用は個性化・差別化という自分を他人から区別したい欲求を満足させることに役立つ。
自己防衛の動機
- 様々な社会の束縛によるコンフリクトを解消し、自我を保護するため、抑圧された感情のはけ口とする
- 人間は傷つきやすい自我を保護するために、また抑圧された感情のはけ口を求めて流行を採用する。
モノを買う人
何度も買う人
- 一度購入したことがある
- その製品を使い続けようとしてる
一回だけ買う人
- 知人に紹介されて買う
- チラシやCM等の広告を見て買う
- 人が使っているところをみて買う
- お店でみつけて衝動買い
買わない人
参考
なぜ流行は都会で生まれるのか
流行(wikipedia)
なぜ消費者は流行が終わったと感じるのか
流行関心と情報メディアへの接触が美容室選択に与える影響
流行現象におけるファッション・サイクル