ビジョンに対する姿勢の七段階 〜 学習する組織 〜
学習する組織(P.299) に「ビジョンに対する姿勢の七段階」という囲いがありました。 ビジョンに対する姿勢としてMECE(ミーシー)ぽいのでメモ。
Lv.1 無関心
ビジョンに賛成でも反対でもない。興味なし。エネルギーもなし。「もう帰っていい?」
- 本来そこにいない人
Lv.2 不追従
ビジョンのメリットを理解せず、期待されていることをするつもりもない。「やらないよ。無理強いはできないさ。」
Lv.3 嫌々ながらの追従
ビジョンのメリットを理解していない。だが、職を失いたくもない。義務だからという理由で期待されていることは一通りこなすものの、乗り気でないことを周囲に示す。
- あくまで抵抗する
- 悪意ある服従
- それがうまくいかないということを証明する為に働く
- 本心はトイレや飲み屋
- 「一応やるけどさ」
Lv.4 形だけの追従
全体としては、ビジョンのメリットを理解している。期待されていることはするが、それ以上のことはしない。「そこそこ良き兵士」
- 組織には必要?
Lv.5 心からの追従
ビジョンのメリットを理解している。期待されていることはすべてするし、それ以上のこともする。「法の文言」に従う。「良き兵士」
- 一番厄介
- 参画やコミットメントと間違えられる
- 自分はコミットしていると思っている
- 「チームの一部」であることにコミットしている
- 打てば響くような人
- ルールの上でプレーする
Lv.6 参画
それを心から望む。「法の精神」内でできることならば何でもする。
Lv.7 コミットメント
それを心から望む。あくまでもそれを実現しようとする。 必要ならば、どんな「法」(構造)をも編み出す。
- ルール通りのプレーをしない
- ゲームに責任を持つ
- ルールがゲームの障害になればルールを変える