developer's diary

最近はc#のエントリが多いです

manコマンドのセクション

  1. ユーザコマンド
  2. システムコール
  3. ライブラリ関数
  4. デバイスファイルなど
  5. ファイルフォーマット
  6. ゲーム
  7. 規格など
  8. システム管理用コマンド

man man の結果

man(1)                                                                  man(1)

名前
       man - オンラインマニュアルページを整形し表示する。
       manpath - ユーザー個々のマニュアルページの検索パスを決める。

書式
       man  [-adfhktwW]  [-m  system]  [-p string] [-C config_file] [-M path] [-P
       pager] [-S section_list] [section] name ...

説明
       man はオンライン・マニュアル・ページを整形し表示する。このバージョンの man
       コ マンドでは環境変数 MANPATH と (MAN)PAGER を設定できる。これにより、個人
       的なマニュアルページを設定したり、整形したページを表示するプログラムを好き
       に選べる。 section を指定すると、 man はマニュアルのそのセクションのみ探す
       。またコマンドライン・オプションや環境変数で、それぞれのセクションを検索す
       る順序や、ソース・ファイルに対してどんなプリプロセッサを用いるかを指定した
       りすることができる。 name に / が含まれているとき man コマンドはまずファイ
       ル 名として扱う。したがって man ./foo.5 または man /cd/foo/bar.1.gz とさえ
       できる。

オプション
       -C  config_file
              使用する man.conf ファイルを指定する。デフォルトは  /etc/man.config
              (参照: man.conf(5))

       -M  path
              マ ニュアル・ページを探すディレクトリのリストを指定する。このオプシ
              ョンを指定しない場合、環境変数 MANPATH を使う。この環境変数も指定し
              な い と 、  /etc/man.config に指定されたデフォルトのリストを使う。
              MANPATH 中の空の文字列はデフォルトのリストを意味する。

       -P  pager
              使用するページャーを指定する。デフォルトでは man は  /usr/bin/less-
              is を使う。このオプションは環境変数 MANPAGER より優先する。この環境
              変数は PAGER よりも優先する。デフォルトでは man は /usr/bin/less-is
              を使用する。

       -S  section_list
              コ ロンで分けられたリストで、マニュアルを探すセクションを指定する。
              このオプションは環境変数 MANSECT より優先される。

       -a     デフォルトでは、man は見つかった最初のマニュアルページを表示した あ
              と 終了する。このオプションを使うと、man は最初にみつかったものだけ
              でなく name にマッチしたすべてのページを表示する。

       -c     最新の cat 形式のページがあってもマニュアルページのソースを整形しな
              おす。このオプションは cat ページが端末と違った幅で整形されていると
              きや壊れている場合などに有用である。

       -d     マニュアル・ページを表示せず、大量のデバッグ情報を出力する。

       -D     デバッグ情報とマニュアル・ページの両方を表示する。

       -f     whatis コマンドと同じ。

       -h     1行ヘルプ・メッセージを表示して終了する。

       -k     apropos コマンドと同じ。 -K 「全ての」マニュアル・ページより指定 し
              た文字列を探す。警告: これは非常に遅いので セクションを指定した方が
              良い。(私のマシンでは、だいたいの目安として、500 ページを検索するの
              に 1分間かかる。)

       -m  system
              別のシステムのマニュアル・ページを検索するように指定する。

       -p  string
              nroff や troff のまえに実行するプリプロセッサの順番を指定する。イン
              ストールの状態によってはフルセットのプリプロセッサが用意されてな い
              か もしない。いくつかのプリプロセッサとそれを指し示す文字は次のとお
              り: eqn (e), grap (g), pic (p), tbl (t), vgrind (v), refer (r)。こ
              のオプションは環境変数 MANROFFSEQ より優先される。

       -t      マ ニ ュ アル・ページの整形に /usr/bin/groff -Tps -mandoc を使い、
              stdout に出力する。 /usr/bin/groff -Tps -mandoc からの出力は印刷 す
              るまえになんらかのフィルターなどを通す必要があるかもしれない。

       -w or --path
              マ ニュア・ルページを表示せず、すでにフォーマットまたは表示に使用す
              るソース・ファイルの位置を表示する。引数を与えないと man がマニュア
              ・ ル ペ ージを検索するディレクトリのリストを(標準出力に)表示する。
              manpath が man にリンクされているときは "manpath" は  "man  --path"
              と同じになる。

       -W     -w に似ているが、ファイル名を追加情報なしに1行1つずつ表示する。こ
              れはシェル上で ,B "man -aW man | xargs ls -l" などと使うのに便利 で
              ある。

CAT ページ
       man コマンドはすでに整形されたマニュアルページを、次にそのページが必要にな
       ったときの整形時間の節約のために、保存しようとする。伝統的に、DIR/manX  の
       整 形 済みマニュアルは DIR/catX にセーブされるが、man ディレクトリから cat
       ディレクトリへの他のマッピング方法を /etc/man.config に指定できる。 cat デ
       ィレクトリが用意されてなかった場合、cat ページはセーブされない。

       man コマンドをユーザー man に suid することができる。そのすると
        cat ディレクトリのオーナーが man かつモードが 0755 (ユーザー man だけが書
       き込み可)で、cat ファイルのオーナーが man かつモードが 0644 または 0444  (
       ユ ーザー man だけが書き込み可、またはユーザーすべてが書き込み不可) のとき
       、普通のユーザーは cat ページを変更したり他のファイルを cat ディレクトリ置
       い たりすることができなくなる。 man コマンドが suid されていなければ、すべ
       てのユーザーが cat ページを cat ディレクトリに置けるように、 cat ディレ ク
       トリのモードを 0777 にする必要がある。

       cat ページがあったとしても、オプション -c をつけると強制的にマニュアルペー
       ジを再整形する。

環境変数
       MANPATH
              MANPATH を設定すると、マニュアル・ページを探すときそのパスを使う。

       MANROFFSEQ
              MANROFFSEQ を設定すると、nroff や troff の前に実行するプリプロセ ッ
              サ を 決 定 す るのにその値を使う。デフォルトではマニュアルページは
              nroff のまえにテーブル用のプリプロセッサに通される。

       MANSECT
              MANSECT を設定すると、その値を元にどのマニュアル・セクションを探 す
              かを決める。

       MANWIDTH
              MANWIDTH を設定すると、その値を表示するマニュアル・ページの幅として
              使用する。指定しなかった場合には画面の幅一杯まで使用する。

       MANPAGER
              MANPAGER を設定すると、マニュアル・ページを表示するプログラムとして
              使用する。指定しなかった場合には、 PAGER が使用される。どちらも設定
              されていない場合には /usr/bin/less -is が使われる。

       LANG   LANG を設定すると、man コマンドその名前のサブディレクトリから最初に
              マ ニュアル・ぺージを探す。それゆえ、’LANG=dk man 1 foo’ とコマンド
              ラインから打つと、man コマンドはまず .../dk/man1/foo.1 を探し、見つ
              からなければ .../man1/foo.1 を探す。この ... はサーチパスのディレク
              トリである。

       NLSPATH, LC_MESSAGES, LANG
              環境変数 NLSPATH と LC_MESSAGES (また後者がないときは LANG )はメ ッ
              セ ージ・カタログの位置を指定する。 (英語のメッセージはコンパイル時
              に組み込まれているので、英語の場合は
               カタログは必要ない) man に呼び出される col(1) のような moプログ ラ
              ムは 、たとえば LC_CTYPE 使うことに注意すること。

       PATH   PATH はマニュアル・ページのデフォルトの検索パスの構築に使われる。

       SYSTEM SYSTEM はデフォルトのシステム名を得るのに使われる。 ( -m オプション
              とともに使う)

関連項目
       apropos(1), whatis(1), less(1), groff(1).

バグ
       -t オプションは troff ライクなプログラムがインストールされている場合のみ有
       効である。
       もしハイフンのかわりに、点滅する \255 や <AD> が表示された場合には環境変数
       に ’LESSCHARSET=latin1’ を設定すると良い。

       (訳注: 日本語を使用する場合にはを使用するために、この方法では対応できな い
       。groff のオプションで -Tnippon また -Tascii を使用すること。)

                              September 12, 1995                        man(1)
(END)

printfのman

  • ユーザコマンドを調べる
man 1 printf
  • ライブラリ関数を調べる
man 3 printf