.NET FrameworkのCLRが提供するサービス
CLRは中間言語(MSIL)を実行する為のエンジン。
提供するサービスは以下
- コード管理 (ロードと実行)
- アプリケーション メモリの隔離*1
- タイプ セーフティ*2の検証
- IL*3 からネイティブ コードへの変換
- メタデータ*4へのアクセス (拡張された型情報)
- マネージド オブジェクトのメモリの管理*5
- コード アクセス セキュリティの実施*6
- クロス言語例外を含む例外処理
- マネージド コード、COM オブジェクト*7、および既存の DLL (アンマネージドのコードとデータ) の間の相互運用
- オブジェクト レイアウトのオートメーション
- 開発者サービスのサポート (プロファイリング、デバッグなど)
参考:http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms973850.aspx#faq111700_term01
*1:隔離(かくり)とは、へだて離すことである。
*2:タイプ セーフなコードとは、適切に定義された、許可されている方法でだけ、型にアクセスするコード
*3:Intermediate Language(中間言語)
*4:.NET Frameworkにおいて、共通中間言語(CIL)コードについての情報を記録したコード
*5:ガベージコレクタ
*6:http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/fkytk30f(VS.80).aspx
*7:Component Object Model - Wikipedia(COM、コンポーネント・オブジェクト・モデル)とは、マイクロソフト が提唱するソフトウェアの再利用を目的とした技術のことである。ソフトウェア間での通信に用いられる。