なぜ弱さを見せあえる組織が・・・(序章)~幸福の再定義。状態かプロセスか。(メモ)
眠れないので、「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか――すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる」 を噛み砕いて読んでます。 序章をやっと読み終わった。読み終わるのに2週間くらいかかったかも。たった12ページなのに・・・
この本で書いてあることは、「人材開発の新しいモデル」
能力開発の新しいモデルとは
20世紀の能力開発
- 継続的ではなく、期間限定
- 能力開発は「特別」なもの
- 日常と切り離された活動になりがち
- 能力開発の対象がごく一部の人に限られる
- 能力開発にはコストがかかるから
- 高い潜在能力の持ち主とみなされた人しか参加できない
- 開発の対象が組織ではなく個人に限られる
- 能力開発は組織外の「新しい要素」を個人に付け足すという行為
21世紀の能力開発
- 日々の仕事の中で成長を目指す活動にメンバー全員がどっぷり浸れる組織文化の設計
- 組織そのものを能力開発の場にする
- 個人の発達・成長を組織の大目標と位置付ける
- 同僚同士が弱点の克服を支援し合うようにすることが目的
- ビジネスの成長と社員の成長がトレードオフの関係にならず、一体のものになっている
組織自体が能力開発の場だと説いている そしてそれはメンバーが互いに支え合うことだと
現在の状況を表すアルファベットの頭文字
VUCA ( ブカとかブーカと読むそう)
- Volatility
- 不安定さを表す金融で使われる指標だそう
- Uncertainty
- 不確実、確信のなさ、半信半疑
- Complexity
- 複雑さ
- Ambiguity
- 両義性、あいまいさ
現在の世の中は先が読めず複雑で混沌とし予測不能な出来事が起こり、解析不能な経営環境であると。 そういうことを表す言葉。VUCA。
この言葉自体は、1990年代より軍事分野で使われ始めて、2010年代に経営・マネジメントの文脈で取り上げられて注目されているそう。
まったく知らなかった。
現代社会の組織でよくある「もう一つの仕事」
- 自分の弱さを隠すという仕事
- 日々の現場で偽りの自分を見せるという仕事
仕事で燃え尽き状態に陥る原因
- 成長を感じられずに長く働き続けること
VUCAで発生する2つの課題
1.技術的な課題
- 改良で対処できる
- これは20世紀の能力開発のやり方で十分通じる
2.適応を要する課題
- 超越、越境しなければ対処できない
- 20世紀の能力開発の方法では対処できない
本書でやたらと出てくるDDOの意味
- Deliberately
- 慎重に
- 故意に
- 計画的に
- わざと
- ゆっくりと
- Developmental
- 開発の
- 発達上の(心身の)
- 発達しつつある
- Organization
- 組織
- 体制
- 体系
新しい「所得」
- 物質的な旧来の所得
- 給料
- 医療保険
- 就労時間の短縮等
- 精神的な新しい所得
- 非物質的で自己を満足させるもの
- 満足感
- 充足感
- 幸福感
- 非物質的で自己を満足させるもの
国家も新しい「所得」に気づいてる
- GDP
- Gross Domestic Product
- 国内総生産
- GNP
- Gross National Product
- 国民総生産
- GNI
- Gross National Incom
- 国民総所得
- GNH
- Gross National Happiness
- 国民総幸福量
最後の指標GNH。 比較的最近できた指標。
幸福の定義
最近では幸福を「状態」としてあらわすことが多いそうだが、 本書では、幸福に別の定義をしている。
人間が可能性を開花させる「プロセス」を幸福とみなす
幸福はギリシャ語で「εὐδαιμονία」エウダイモニア
- アリストテレスが説いた3つの「善きもの」
- 有用さ
- 快楽
- 最高善
- エウダイモニア
- 人間を人間たらしめるもの
- 理性の活動の完成
- 人間としての徳の追求
- 徳とは、天分、社会的経験や道徳的訓練
- 気品
- 温情
- 名誉
- 意思
- 理性
- 誠実
- 謙虚
- 忠誠
- 勇気
- 自信
- 健康
- 楽観主義
- 徳とは、天分、社会的経験や道徳的訓練
- 人間としての徳の追求
人間の発達を意識的に後押しする組織
- 全員参加
- 個々の非生産的な行動パターンや、弱点にメンバーで向き合う
- 他のメンバーの開花を見守る
- 他のメンバーの開花を支援する
- 他のメンバーの開花を促す
本書の読み方
演繹法的なアプローチを好む人
- 2章を読む
- 3章を読む
- 1章を読む
帰納法的なアプローチを好む人
- 1章を読む
- 2章を読む
- 3章を読む
序章の要点
幸福の定義が「状態(快適とか)」であれば、不平等に陥りやすいけど、 幸福の定義が「プロセス(可能性の開花)」から生まれるものであれば、平等かもしれない。
本書では「プロセス」には痛みや、苦痛、苦しみや喪失が伴うと説いている。 しんどいとか怠いとか。辛い、悲しいとかもそうかもしれない。
んで、そのプロセスを支えるために、「状態」という幸福の定義を使いなさいと。
だから組織は「プロセス」を指向しつつ、「状態」も指向しなさいと説いてる。
この二つは互いに支え合い、互いに関心をいだき、応援する関係でなくてはならないと。
職場が快適(状態)であることだけを求めるのではなくて、 可能性の開花を目的(プロセス)とする職場を求めよと。
おい。朝だぞ。。。
参考
あ、↓これです。これ。
なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか――すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる
- 作者: ロバートキーガン,リサラスコウレイヒー,中土井僚,池村千秋
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/08/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
国会議員の喫煙率は7割弱らしい。
ってオイコノミアでやってたのをふと思い出した。
日本成人民の喫煙率は19.3%だそう。
非喫煙者は、喫煙を毛嫌いする気がするので、 選挙に出る人が喫煙者かどうか判断できるプロフィールをまとめたサイトをWEBで公開すると 何かが変わるかもしれない。
父親が移動中に社労士のオーディオブックを聞いている。
車を移動手段にしている人を羨ましいと思うところは、オーディオブック聞き放題ってところ。
オーディブルというamazonのサービスは月1500円でオーディオブック聞き放題。 http://amzn.to/2uwrNfQ
↑
あ、このリンクで入会すると私めにちゃりんちゃりんが発生するので、 嫌な人はGoogleの検索窓に、「Audible」といれて検索してくださいね。
と、ステルスマーケティングしてみた。
私はAmazonとは利害関係はありません。⇒ 嘘です。
ノウタリンと第二記憶装置との付き合い方
脳みその記憶領域が足りない私が向き合う方法
第二記憶装置を利用する
↓
メモを取る
↓
整理する(週1回くらい?)
↓
見直すタイミングを作る
↓
朝一と帰宅前
大事なこと: 自分の頭で考える ⇒ 記憶に定着しやすい 習慣かする ⇒ 続けないと意味がない とにかくやってみる ⇒ 効果があるか判断する ⇒ 第二記憶装置は違いを生む違いか?
■
レガシー・マイグレーションの現実解 を読んで
http://www.unisys.co.jp/tec_info/tr89/8906.pdf
- パッケージの適用
- ストレートコンバージョン
- リライト
- 再構築
再構築だったとしてもすべてを再構築するわけではない
- リライトするべきところはどこか
- 再構築するべきところはどこか
ソフトウェア設計。要求
要求を実現するのがシステム屋の仕事。
規模が小さければ、要求をそのままコードに移せば良い。
規模が大きくなる、膨らむ、成長するのであれば、まとめておく必要がある。
なぜか?
単純に忘れるから。
昨日食べた夕飯を忘れる人は少ないだろうけども、去年食べた夕飯を覚えてる人はいない。
だからまとめる。
一目でみてわかるようにまとめるのが重要。
要求はなにか。そしてその要求が必要な理由は何か。
ウィンドウ枠の固定に挑戦(HTMLのテーブルを見やすくする)
要件
- ヘッダ・フッタ固定
- ウィンドウ枠の固定のテーブル
- スクロールバーはブラウザのウィンドウスクロールを利用
- divのスクロールは利用しない
- ライブラリはjQueryのみ
- Chromeで動くこと
結果
- 全画面はこちら: fixedWindowScrollTable.html
課題
- 今の実装だとセルの幅が固定になってしまう。。。
- セルの高さが変わった際に、ウィンドウ枠固定のセルの高さも変えなきゃいけない。。。
- ウィンドウ枠固定のために余分な列と行を追加してしまった。。。
- 名前の付け方がいい加減。。。
- スクロールが最終行になると、ずれる問題をフッタ表示でごまかしてる。。。
- ブラウザの拡大とか縮小するとズレルヨ。。。
raspberry pi イジリ 起動時に勝手にログインしてバーコード読み取りプログラムを起動
クラウド+Raspberry pi の組み合わせで簡単なタイムレコーダーのプロトタイプを作ってみてるところ。
Raspberry piが起動したら、あとはバーコードを読み取るだけ!みたいな部分を作成。
肝心なタイムレコーダ部分はサーバ側で記録するのでシンプルなC/Sモデルで作ってます。
Raspberry piが起動した際に、自動でログインする状態に
/etc/inittab ファイルを修正
1:2345:respawn:/sbin/getty 38400 tty1
↓
#1:2345:respawn:/sbin/getty 38400 tty1
1:2345:respawn:/bin/login -f pi tty1 </dev/tty1>/dev/tty1 2>&1
ログイン後に起動するプログラムの作成
バーコードの読み取り結果をHTTPでPOSTするプログラムを記述。 単純にバーコードを読み取ると、キーボード入力で値を受け取れるので、その値をpostするだけという簡単仕様
#!/usr/bin/ruby require 'net/http' while str = STDIN.gets http = Net::HTTP.new('mitsugeek.net') #接続先ドメイン response = http.post('/test.php', 'barcode='+str.strip) #接続先パスとPOSTパラメータ if response.body = "OK" then system('aplay -D plughw:0,0 -q ok.wav') #結果に問題なかった場合スピーカーで音声出力 end end
ログイン後にプログラムが起動するように設定
piユーザでログイン時に起動するプログラムとして、.bash_profile に記述
aplay -D plughw:0,0 -q init.wav #システム起動の音声出力 ruby barcode.rb #バーコード読み取りプログラムを起動
そしてreboot
起動した際に、起動音声が出力される。 起動音声や、バーコード読み取り時に出力する音声は、Open JTalkで、 「システムを起動しました」とか「読み取りました」みたいな音声ファイルを作成してみた。
バーコードを読み取ると、バーコードの読み取った値がサーバにPOSTされて、「読み取りました」の音声ファイルが再生される。
感想
クラウド+Raspberry pi の組み合わせはプロトタイプの作成にものすごく相性がよさそう。
今回はバーコードを利用したタイムレコーダーのプロトタイプだけども、
タイムカードの機械を買うより安上がりだったりする。
本格的に利用するとなると、セキュリティ部分が要になるのでこのままだと使えないけども。
通信の暗号化とか。アクセスキーとか。
参考
http://raspi.noob.jp/howto/auto-login/raspi.noob.jp
アマノ タイムカード タイムレコーダー ホワイト BX2000
- 発売日: 1996/07/01
- メディア: オフィス用品
raspberry pi イジリ vimrcを編集
ホームディレクトリに.vimrcを作成
内容は以下を記述
set nocompatible set number set backspace=indent,eol,start
set nocompatible
挿入モードの際に、カーソルキーが有効になりました。
set number
行番号が表示されました。
set backspace=indent,eol,start
挿入モードの際に、バックスペースキーが利用できるようになりました。
事前に作っておけないか。
※独り言。
全てをプログラミングで解決しようという思考回路に陥りやすい。
何かを作るときに巨人の肩に乗る(ライブラリを利用する)わけだが、それには制約というものがついて回る。
制約内で上手く考えてつくるとも大事なんだけども、タイトルにもある通り、その○○は事前に作っておけないか?と問いかけてみるのも大事かもしれない。
今回はバーコード。バーコード用の画像を100枚くらい作っとけばよさそう。
規模に合わせて一番ベストな方法を利用する。
将来を想定して動くような間抜けなことはしないようにしなくっちゃ。